テンテコmyブログ

3人の子育てで、てんてこ舞いな毎日。そんな日常のアレコレを綴っています。

妻だけど、ママだけど、自分の人生だもん、キラキラしたいわ

数ヶ月前から、夫が言うようになったこと。
「何かやりたいこと、ある?」
「勉強したいこと、ある?」
「本とか読んだり、隙間時間を有効に使ったら、もっといいと思うよ」



あのね、わかってるよ!わかってるんだってば。



でもさ、こっちは毎日毎日子育てしてるの!
家事してるの!



疲れてるんだよ。



隙間時間??
少しでも時間があったら、寝たいんだ。
ぼけーっとしたいの。
何にもしたくないの。



夢とか勉強とか、、
それよりも、もっと現実の中で生活してるんだよ。



今日は子供たちと何して遊ぼうとか、
そろそろアレルギーの薬もらいにいかないと
なぁとか、
今晩のお味噌汁の具何にしようかとか、、、



って、今まで思ってた。



夫は優しい人だから、私の為を思って、
責めるとか呆れるとかじゃなくて、
良かれと思って言ってくれてる。
それはちゃんとわかってる。けど、、、



それでも私はイライラした!



時間が余って暇だと思われているようで。
子育てとか家事とかを、軽く見られている
ようで。
専業主婦の自分を見下されているようで。



そんなことは、ないのに。
夫はそういう人じゃないのに。



実際、そんな感じのやりとりが数回あり、
喧嘩っぽくなったこともあった。



あの時は、それがすごく嫌だったし
辛かったけど、



今は夫に感謝しているんだ。



私がムキになったのは、
イライラがおさまらなかったのは、



もしかしたら痛いところをつかれたからかも
しれない。



図星だったのかもしれない。



いや、今でもね、夫の言葉に、ん!?と
思うところはあるけど!




実際、子育て中の私には、本当に休めるときなんて、1日の中で、ヤー坊とエー坊のお昼寝がかぶった時くらいだし。



でも、でもさ。
今日1日を振り返って、本当に本当に、
少しの時間もないくらい、やりきった?



もう限界です!って思うくらい、
やりきった?



本当の本当は、もう少しだけ、頑張れたんじゃない?



息抜きも必要!
夜間授乳してるし、お昼寝もしていい!
ぼけーっとする時間があってもいい!



でもさ。でもね。



子育てを理由に、私、逃げてるところ、ない?



夫が言った。
「ママは頑張ってるよ!俺が言いたいのはさ。ほら、俺、公務員だからさ。ありがたいことに、一応安定はしてるから。だからママは、やりたいこと、どんどんチャレンジすればいいんだよ。応援するよ」



いやー、染みたわ。



本当に、ありがとう。



結婚して、妻になりママになった私を、
そう気遣ってくれて。



私個人の人生を、豊かになるよう応援してくれて。



余裕がなくてさ。イライラしてごめんね。



あのね、私、子育て楽しいんだ!
子供たち、可愛くてしかたないんだ!



でも、ずっと子供たちが小さいわけじゃないもんね。
いつかは巣立っていくものね。



子育ては、私の人生の、全てじゃない。
一部なんだよね。



私は、妻だけど、ママだけど、私なんだ。



夫とのこの数ヶ月のやりとりの中で、
私は自分の人生を、見つめ直す作業を
少しずつ始めている。



今は、子育て最優先だし、それが幸せ。
それでいいと思ってる。



でも、それが終わった時に、空っぽに
ならないように。
私は私で、キラキラしていられるように。



夢とか、やりたいこととか、極めたいことは、
まだ模索中ではあるけれど、



今、その事に気付けて良かった。



毎日の子育て、家事、
やるべき事が山積みだけど、



ただ必死にこなしていくだけじゃなくて、



自分の人生のあり方を、どこか頭の片隅にでも考えながら過ごしていく毎日のほうが、
未来はキラキラしていく気がするから。



実際は、「あー、そうだ。とりあえず、明日の朝、鶏肉解凍しなきゃなぁ」、、、
なんて、リアルな毎日を過ごすんだけどね!



でも、私は今日も寝る前に、目を瞑りながら、
自分がどう生きていきたいかを、少しだけ
考えるんだ。

ヤー坊に言われて、私が心から誓ったこと

我が家が住むこの町も、いよいよ桜が満開の
時期を迎えている。



昔はなんとも思わなかった桜を、最近とても
美しいと感じるようになった。



これも歳を重ねてきた証拠なのだろうか。
だとしたら、それも悪くない。



そうだ。近くの公園に、桜を見に行こう!
ヤー坊とエー坊に、見せてあげたい!



天気の良い日に、桜のある公園へ出発だ。



公園に着いた途端、滑り台に一直線のヤー坊。
そりゃそうだ。
2歳児は、桜より滑り台だよね!
うんうん、それでいい。



滑り台、お砂場、ブランコ、、、
ひとしきり遊んで、手もズボンも真っ黒な
ヤー坊。笑顔がすごく生き生きしているなぁ。



次は蝶々を追いかけ出した。



「まってよー」と蝶々を追いかけるヤー坊。
ベビーカーですやすや眠るエー坊。
どこまでも青い空に映える、満開の桜。



、、、さ、最高じゃないの!!




来て良かった!



最後はヤー坊の特技、お決まりのアリさん
探しをして、帰ってきた。



楽しかったねぇ!
また行こうね!

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お昼ごはんを済ませたあとは、
二人仲良くお昼寝。



ちょっと待って。
なんだか今日は、とことんスムーズに
過ごせてないか?
こんなの滅多にない!
今日はまだ一回もイライラしてない!



二人の可愛い寝顔を眺めながら、
久しぶりにゆっくりコーヒーを飲む。
ついでにポテチも食べる。
一袋完食。最っ高。

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一足先に起きたヤー坊。



普段なら、心の中で、
「もう起きたのー!?早くなーい!?」って
言っちゃうけど、



今日はとびきりの笑顔で「よく寝れたー?」
なんて言っちゃう。
だって、気分がいいんだもの!



我ながらわかりやすい性格だ。



そんな私に、寝起きのヤー坊も、にこにこ
笑顔で近付いてくる。



そうだよね、いつだって、笑顔の母ちゃんが
いいよね。



たった2時間のお昼寝なのに、
「いつぶりの再会ですか?」と思わせる
熱い抱擁をかわす私達。



寝起きのヤー坊が言った。
「アリさん、いたねー」



さっきの公園のことを思い出してるのか。
ふふふ、可愛いやつめ♡



「ねー、アリさんいたよねー」と返す私。



「あ!アリさん、いたねー!!」また繰り返すヤー坊。



「うんうん、いたよねー」と返す私。



「あーー!アリぃぃ、いたねー!!」
ん?ちょっとしつこいぞ、ヤー坊。



「そうねー、アリさ、、、」
途中まで答えながら、私はハッと息を止めた。



ヤー坊、、、



アリさんいるって言いながら、



私の顔面を凝視している、、、。



え、、、まさか、、、、ね、、、



「アリさーん!いるねぇぇぇ!!」



にこにこ笑顔で、ヤー坊は、私の顔面にある、
アリさん(シミやほくろやetc. )を指差す。



、、、、オーーマイガーー!!!!

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屈託のない、その可愛すぎる笑顔が辛いぜ。



そうかそうか。私の顔面には、アリさんが
いっぱいいるのか。



ヤー坊にはそう見えるんだね。



するとあれかい?鼻の穴あたりが、巣にでも
見えるんかい?
もう母ちゃん、辛すぎてその話にのっかるしかないんだよ。



2歳児は怖い。
底抜けに可愛くて真っ直ぐで、
嘘がつけないその無垢さが、怖いってばよ。



私は小さな小さな声で、
「アリさんでは、ないねー、、」と、
囁くしかなかった。



涙は流さない。
大人だから。
ヤー坊に悪気はないから。
ただ見たまんまを、言ったに過ぎないから。


あぁ、午前中が懐かしいな。
すごくすごく、気分が良くて幸せだったな。



もはや遠い昔のようだよ。



まさかお昼寝終わりに、こんなオチがあった
なんてさ、、。



私は心の奥で静かに、でも強く強く誓う。



紫外線対策の徹底を!
スキンケアの見直しを!
たっっっかい美容液を夫におねだりすることを!



さぁ、人生山あり谷ありだ。
とりあえず家にあるパックをしながら、
傷ついた自分の心を癒すとしよう。



今日も本当にお疲れさん、私。

流産をした時に、夫が言ったこと

チーとヤー坊の間に、私は一度流産している。



初期の流産だった、そして掻爬手術を受けた。



手術当日は、夫がどうしても仕事を休めず、
母に付いてきてもらった。



あの日は本当に辛かった。



妊娠が確定してから、流産して、手術を受ける
まで、あまりに目まぐるしくて、
体も心もついてこない。



どこかで、自分の身に起きていることとは
到底思えない感覚がずっとあって、



それは、手術台に上がってからもなお、
しつこく私の中にあった。



現実なのか、悪い夢なのか。



もうお医者さんに身を委ねるしかないのに、
涙が止まらない。



赤ちゃんへの思いと、
手術への恐怖と、
夫への申し訳なさにも似た気持ちと。



それでも手術は無事終わった。



夜、夫が帰ってくる頃には、
麻酔の影響の吐き気もおさまっていて、
夫にはそこまでしんどい姿を見せずにすんだ。



それから数ヶ月たって。



体も回復し、妊活の再開も考えられるように
なった頃。



私の中で、なんか違和感というか、
煮え切らない思いがあることに、気づいた。



それは、あの手術の日の事を、もっとちゃんと
夫に伝えたいという思い。



もちろんあの日だって、仕事で来れなかった
夫に、夜話しはしたし、



夫は優しい人だから、とても
心配したり気遣ったりもしてくれた。



でも。



もっともっときちんと向き合って、
深く話したい。



流産したときどう思ったのか。
手術の日は、何が辛くて、どう痛かったのか。
何を思いながら手術を受けたのか。
術後、麻酔の影響で何度も吐いて
辛かったことも。
赤ちゃんへの思いも、聞きたいし話したい。



そういう全てのことを、私は夫と共有したい。



だって、これは二人のことだから。



あの日来れなかった夫と、
細かいところまで全部わかり合ってから。
しっかり同じ心になってから、次の妊活に
進まなくちゃいけないと思った。



そういう私の気持ちも含め、夫に全部伝えた。



夫は、うんうんと、ゆっくり、納得いくまで
聞いてくれた。



そして最後に、夫は今回の流産を
どう思ったのか、聞いてみた。



「俺は、正直、ママほど辛く感じてないと
思う」



そう言った。



冷たく感じる人もいるかもしれないけど。




私は、これを聞いたとき、
この人と結婚して良かったと思ったんだ。



無理に私と同じ温度に合わせて
辛かったと言うのではなく、



自分の気持ちを誇張して言うのでもなく、



とても正直で、ぶれない人。



あぁ、やっぱり話して良かった。
あまりにも夫らしい、その答えが聞けて、
良かった。



それから一年後にヤー坊を授かり、
さらにその二年後にはエー坊を授かった。



今でも、二人の顔を見ながら、思うことがある。



「お空の上で、あの時の赤ちゃんには会った?」
「それとも、もしかしたら、あなたが
あの赤ちゃんなの?」



本当のところなんて、誰にもわからないけど。
それでもやっぱり、心の中でそう聞かずにはいられない。



命の尊さを感じながら、
私はこれからも夫と一緒に、私達のもとへ生まれてきてくれた3人の子ども達を、
大切に大切に、育てていこうと思う。

GWに、我が家はみんなでコップ片手に上を見上げております

スーパーに行っても、たいてい毎回買うものは
決まってる。



魚コーナーでは、だいたい鮭や鯖に目が行く。
イクラなんて、お正月だけ。



お肉コーナーでも、こま切れとか鶏肉とか。
高級ステーキゾーンはスルー。



興味をそそられる見切り品コーナーは
物色するけど、最近、最愛の最中ミックスには
別れを告げた。
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そして、牛乳コーナーでは、
毎回買う牛乳が決まってるんだけど、
前々からチーにおねだりされているものがある。



飲むヨーグルト(500g561円)

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ヒー!高くない!?



いつも買う低脂肪牛乳の斜め上に、
それは神々しく陳列されている。



絶対美味しいだろうよ。
見た目だけでわかるよ。



でもさ!ちょっと気軽にオッケーできんて!




ほら、ブ◯ガリアの飲むヨーグルト買おう。
庶民の味方、ラブ、ブ◯ガリア。



聞き分けのいいチー。
逆にそれが切ないじゃんか!



それから時は過ぎ。



今日も牛乳コーナーで後光がさすかの如く
陳列されている、それ。
パッケージの牛さんも、エリート牛に見える。




案の定、チーのおねだり。
たぶん彼女も、ダメモトのおねだり。
一応言ってみるかって感じの、おねだり。



チー、驚くなよ~。



「買おう!特別ね!」
なんか母ちゃん、気分上々で、
買ーっちゃった買っちゃった♪



まさかの展開に大喜びのチー。
そうかそうか、嬉しそうな姿を見てると、
母ちゃんも嬉しいよ。



お風呂あがりに、みんなで飲もうねって
約束した。



こりゃあ盛り上がるぜ!
本日の我が家の一大イベントじゃい!



仕事から帰ってきた夫が冷蔵庫を開ける。
見慣れないそれを見て、一言。



「、、、遊び心出したか。」



伝わりにくいと思うが、普段買わない物を
買うことを、私たち夫婦の間では、
「遊び心」と呼んでいる。



「はしゃいでしまったよ。その大きさで
561円の遊び心さ」と、私は答える。



「、、、たっ!!(高)」



夫の顔よ。
驚きから苦笑いに変わる。



「良かったねぇ、チー。ママ買ってくれたんだ!お風呂あがり、楽しみだね」



そう言ってチーに優しく話し掛ける夫。
そういう所、けっこういいよね!



毎日お仕事ご苦労様。
あなたの流した汗水は、本日、
飲むヨーグルト(高級)に変わりました。
チャリーン。



さぁ、お待ちかねのお風呂あがり。



みんなで一緒に、いただきまーす!!



、、、、やっぱり、、、、違う!
高級は、違うってばよ!!



なんだ、この濃厚な口当たりは!
サラサラしてない、トロントロンなのだ!



このコテコテのヨーグルトは、
もう飲み干したと思っても、
コップを傾けてたら、いつまでも口の中に
微量ずつ入ってくる。



さぁ、コップを持って上を見上げてごらん。
ずっとずっと楽しめるよ。



我が家のメンバーは、
それを一滴足りとも残したくないんだ。
やめ時がわからない。
誰か教えておくれよ。



結果、、、



家族みんなで輪になり、
コップ片手に上を見上げ続けるという、
異様な光景が繰り広げられる。



何をやってんだ。
新しい、令和バージョンの
UFOを呼び出す儀式か。



誰からともなく笑いが込み上げる。
ふふ、ふふふっ。



さぁ、もうやめようじゃないか。
諦めも肝心なのさ。



ずっとこれを飲みたがってたチーは、
最後の最後まで、粘ってた。
可愛いなぁ。

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でもそろそろやめなはれ。



ご馳走様をしたあと、チーは、
「また1年後に買ってね♡」と言った。



1年後!!
笑っちゃったよ。
けっこう気が長いタイプなのね。



そうだ!
ゴールデンウィークには、
毎年家族みんなで飲もう。
今年の事を思い出して、上を見上げて、
みんなでヨーグルト(高級)を飲むんだ。



母ちゃんなんか心がほっこりしたよ。



幸せって、そこらじゅうにあるんだねぇ~。

我が家にキョンシーあらわる!!!

子育てをしていると、子ども達の斜め上をいく
行動に、笑わされたり驚いたりすることが
よくある。



例えば、牧場でウサギさんに
ニンジンをあげるコーナーで、
うちの子だけ、ウサギさんではなくて
自分でニンジンかじってたり
(ヤー坊、やめて!)



幼稚園参観日で、
トイレのあとの朝の会を見ていたら、
うちの子だけ、ズボンのお尻あたりから、
ながーいトイレットペーパーを
しっぽのように垂らしていて、
目を疑ったり
(チー、どうしてそうなった!)



夜寝ているとき、
ふと寝返りをうったら、暗闇の中で
ランランとこちらを見ていたり
(ちょ!エー坊!いつから起きてた!?ドキドキ)



時には、想像もつかないような
面白い発言をしたりもする。



だから子育てって面白いんだよなぁ。

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今日も今日とて、我が家は賑やか。



夕方、晩御飯支度をしていると、
チーの、「見て見て攻撃」が始まった。



この玉ねぎだけ切ったら行くね。
待っててね。



本当は、誰にも中断されることなく
料理に全集中したい。



子育ての辛いところって、これよなぁ。
始めから最後まで、作業を中断されることなく
没頭できるのって、贅沢な事だったんだよなぁ。



そんな事を思いながら、
子ども達の所へ行く。



え?



え?



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、、、キョンシー、、、なの、、、?



なんで!なんで急にキョンシー!?



え、チー、キョンシー知ってたの!?



ヤー坊は絶対キョンシー知らないくせに、
1番ノリノリやんけ!!



聞くと、小学校で教えてもらったらしい。
、、、誰からよ?



キョンシーよりもさ、
最近つまづいてる時計の勉強、
しっかり教えてもらってきてよ。



うん、でもいいね。
楽しそうですごくいいわ。



台所に戻る私。




再び料理を始める私と、
部屋中ピョンピョン跳びまくる
キョンシー2匹と、
そろそろ抱っこしてほしくて
泣いているエー坊。



カオス。でもこれが、我が家の日常。



しばらくして、夫が帰ってきた。
心の底から待ってたよ相棒。



見てよ、今日はキョンシーがいるよ。
君の家族、イカしてるっしょ?



そろそろ料理の仕上げに入る私と、
相変わらず何がオモロイのか
ピョンピョンが止まらないキョンシー2匹。



でも、泣いているエー坊を夫が抱っこして
くれるだけで、全然違う。
家の中の騒がしさも、心の余裕も。
カオスからの脱却。



感謝の気持ちを込めて、夫の方を見ると、、、

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いや、あんたもかい!!!



しっかり貼られてましたわ、
キョンシーの証が。



もう、なんなん。この家族、なんなん。



とりあえず、キョンシーぴょんぴょんで
汗かいちゃってるから、
まずお風呂に行ってきて!
ご飯は、あと!あと!
エー坊も連れてくから服脱がしておいて!


夫、チー、ヤー坊がお風呂に行った。



やっと静かになった。



穏やかになる私の心。



エー坊、すぐに抱っこしてあげられなくて
ごめんね。
束の間の二人の時間、ゆっくりイチャイチャ
しよう。



そう思ってエー坊の所へ行く。



、、、、、、



、、、、ここにもいたど。



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ベイビーキョンシー



あんたも大変ねぇ~
3人兄弟の末っ子も、らくじゃないねぇ~



でも、エー坊よ。
こんな家族も、なかなか悪くないと
思わない?



そんな事を心の中で話しかけつつ、
エー坊を優しく抱っこする。



最近寝返りができるようになったエー坊。



ぴょんぴょん跳びまわる可愛いキョンシーが、
2匹から3匹に増える日も、
そう遠くはないだろう。



あ~、楽しみだな!



さ、お風呂いこっか。

最中への依存からの脱却を、ここに宣言しますって話

あー、とにかく甘いものを欲する。
疲れている体と心に、癒しを求めているのか。
それとも、ただのぽっちゃりあるあるなのか。



最近は、クリームよりもあんこに魅力を感じるようになった。
37歳、年齢を確実に重ねていることを、
こんなところで痛感したりする。



スーパーで、さっと食べられる甘いものを
物色する。
なるべく一口サイズの、ひょいっとつまめる
感じのやつ。
お徳用で、いっぱい入ってるようなやつ。



そして、ついに、私は運命の出会いを果たす。



見切り品コーナーで、こんにちは。



テッテレーーー!!
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MOーーNAーーKAーー!!!



あんこ・ひょいっとつまめる・お徳用、、、
3拍子揃った最中様との出会い。



しかもさりげなく付いている
ご奉仕価格シールが、なんともオシャレで
キマッてる!



195円(税抜)バンザーイ!
7種類の味が楽しめる配慮、バンザーイ!



今までの人生で、最中にこんなに
トキメイたことがあっただろうか。
いや、無い!



仏壇のレギュラーメンバーくらいの
認識しかなかった。
一生脇役、いやエキストラ級だと思って、
見向きもしなかった最中。



今まで冷たい態度をとってごめんよ。
これからどうぞ、よろしくね。



私は、高鳴る鼓動を感じつつ、
さも平静を装おって、最中ミックスを
カゴに入れる。
ドキドキドキドキ。



家に帰って、最中ミックスを、秘密の棚に
そっとしまう。




それからというもの、
ことあるごとに、最中を求めて秘密の棚に
手を伸ばす私がいるんだ。



秘密の棚とは、私だけのお菓子が入っている、
夢のような棚のこと。



ここだけは、愛する子ども達にも夫にも、
立ち入ることは許さない。
聖域。



日常のてんてこ舞いの中で、
束の間の癒しを感じることの出来る、
オアシスのような心の拠り所なのだ。



子育てを通して、自分自身何が成長したのか、
胸を張って言えることはそんなに
思い付かないけど、これだけは言える。



子ども達の目を盗んで、こっそりお菓子を
つまむ技が、すんごい上達したって事!



、、、え?



そんな事?



と思われるかもしれないが、
おそらくこれは、子育てママあるあるだと思う。



ちょっと窓から天気を確認するフリをして、
子どもに背を向け最中をパク。



ちょっとニンジン切ってる隙に、
一瞬手を止め最中をパク。



ちょっと子ども達がテレビに夢中になってる隙に、後ろを向いて最中をパクパクパクパク。



はぁ、なんだってこんなにコソコソしなきゃ
いけないのか、、、と思いつつも、
嫌いじゃないんだ、このスリル。



初めての出会いから2週間。
最愛の最中ミックスを、もう3袋食べた。



いつも見切り品コーナーで、
控えめに待っている最中ミックスに、
早く会いたい私がいた。



でも、近頃、、、



薄々気付いてしまったんだ、、、



見て見ぬふりしていた、この黒い感情に。




もう無視できない、、、、、




私、、最中に、、、



飽きたみたいぃぃぃーーー!!!!



ごめんねごめんね最中。
今まで癒しをありがとう!
そしてまた誰かの癒しになってね!
君なら出来るよ!
私も私で頑張るよ!



人の気持ちは、変わりゆくもの。
切ないけれど、これも世の常。



さぁ、これからまた新たな癒しを求めて、
私は見切り品コーナーへ立ち寄るんだ。



バイバイ!最中!元気でねっ!

休日に子供とクッキングをしたら〇〇が完成した話

お休みの今日。さぁ、何をしようか。



夫は仕事だ。
天気はいまいち。
子ども3人をつれてどこか出掛ける勇気もない。



かと言って、家の中で3人はパワーを
もて余している。



そうだ!
子ども達とお料理をしよう!



絶対喜ぶはず!
しかもなんか、良きママっぽくて、
気分もいいぞ!



レッツ クッキングじゃ!



子ども達が喜びそうな
パン作りをすることにした。
こねこね楽しんでくれたらいいなぁ。



大きなボウルを2つ用意して、
チー用とヤー坊用にした。
末っ子エー坊は抱っこ紐でおんぶだ。



目の前でボウルに材料を入れる度に、
大喜びの二人。
粉を入れては「わぁー!」
牛乳を入れては「すごーい!」
卵を割っては「キャーー♡!」



もう、可愛いんだから!



お楽しみのこねこねは、
それはそれは楽しそうで。



思ってたよりベタベタだから、
適当に粉追加。
ちょっと入れすぎたから牛乳も追加。
大丈夫大丈夫、だいたいで!



おおざっぱ母ちゃん此処にあり。



そこらじゅう粉まみれだけど、
楽しそうだから、全然オッケー!
母ちゃんも気分が上がってるんだ!



えーと次は?



レシピを見る。



ラニュー糖をかけるのか。
ラニュー糖、グラニュー糖、、、、ない。
上白糖でいっか!
大丈夫大丈夫、雰囲気だよ、こうゆうのは♪



オーブンで焼く。



あ!表面に切れ目入れるの忘れてた!
メロンパンの証の編み編み模様!
うそーん!



まぁまぁ、いい感じに
ひびが入ってくれることを願おう!



「チーン」、、、できた!



ワクワクドキドキ。
オーブンを開ける。



、、、なんだこれは。



隕石やんけ。

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上白糖がそのまんまとけずに君臨している。



粉雪かぶった隕石。



子ども達のせいではない。
レシピのせいでもない。
適当母ちゃんのせいだ。
ごめんて!



でも、大事なのは味だからさっ。



食べてみよう。



、、、、固!!!固いわ、これ!



見ても隕石。食べても隕石。
裏切らないねぇ~



表面カチカチ、中はパッサパサ。
牛乳2㍑とご一緒にどうぞ。



ヤー坊は、一口食べて、
「あーばいっ(バイバイ)」
無慈悲!!



チーは、無言で食べる食べる。
牛乳ぐびぐび飲みながら。
そうかそうか、母ちゃんの気持ちを
慮ってるのかい?
優しく育ってるねぇ
気を遣わせてごめんねぇ



お昼休みにパパも食べた。
「yoyo!岩だyo!」
、、、KOOやないかい!
今日も今日とてKOO化する夫。
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慣れないことをするもんじゃないんだなぁ。



でも、作ってるときの嬉しそうな二人を
見れたから、やって良かった。



食べた後の感想に、
ヤー坊の素直な無邪気さと、
チーの思いやりの心が育ってるのが垣間見れたから、やって良かった。



母ちゃんは学んだよ。
レシピにおおざっぱは良くないってことを。
ラニュー糖と上白糖は違うってことを。
やっぱり子ども達の喜ぶ姿が最高の喜びだってことを。



また懲りずに、レッツクッキングしようねっ。