目出し帽を買いたい気分
夫が先日、ポツリと言った。
「ママって、マスクしてたら本当可愛いよね~」
、、、ん?
ちょいちょいちょいちょい。
待て待て待て待て。
マスクしてたら、、、って?、、、
それ、すーーっと聞き流せられないやつよ。
それ言われて、「ありがとう。ポッ♡」て
なるかい!ならんわ!
ほんじゃあさ!マスクしてなかったらどうなのよ?
私目だけかい?可愛いと思ってくれてんの、目限定かい?
目より下、どうなのよー!?
そんなことをピーチクパーチク言い続ける私と、ケラケラ笑っている夫。
もうさ、こうしよう!
この際、ハッキリしよう!
私、マスク少しずーつ下にさげていくから、
そこまでは可愛いって思ったところで、
ストップって言ってよ!
気は遣わないで。
ガチ中のガチよ。
自分の心の声に正直にね!
それじゃあいくよ?
「せーの」
「ストーーーップぅぅぅ!!!!」
、、、、、
、、、、え。
、、、、早すぎない?
ちょ、待ってくれよ。
なんなら、「せーの」の、“の”にかぶってたよ?
おたくのストップ。
私まだ1ミリ程度よ、マスクさげたの!
ほんでなんでそんな大声でストップ叫んでんのよ!聞こえてるわ!
目だけかい!やっぱり目だけなんかい!
目出し帽か!私が一番似合うファッショングッズは、目出し帽なんかぁぁぁ!!
色々反論する私に、爆笑している夫。
いや、だからなんも面白くないからね!
私ちっとも笑ってないからね!
キー!失礼な人だわ!
こういうの、夫と私の日常茶飯事。
あぁ、またやられたよ。
いつもこうだ。
こうやってオモチャにされるんだ。
いつか私も夫をギャフンと言わせたい!!
なんか方法考えなくちゃな。
まーた忙しくなるわ、まったくもう!
、、、ふぅ。夫は気付いてないだろうな。
私があのあと、一人でこっそりと、洗面所に行ったことを。
そして鏡を見ながら、マスクを少しずつさげて、自分の顔を確認していたことを。
この乙女心を。
↓愛用しているマスク。とても息がしやすくて、苦しくないです。
↓目出し帽買うかな。