1人目出産の時の話
2013年に、長女、チーを出産しました。
今回はその時のお話。
当時夫28歳、私は29歳。
初めての妊娠で、ドキドキワクワク、まずはすぐに「たまごクラブ」を買いに行ったのを覚えてる。
照れくさいような誇らしいような、そんな気持ち。
私ママになるのかぁ~って。
低置胎盤で不安になったり、切迫早産で1か月程度入院もしたけれど、無事に正産期を迎え、、、
予定日2日前。
pm8:00 軽い生理痛みたいなのを感じる。
「ん・・?」とは思ったけど、不規則な痛みだし、勘違いかなぁ。
pm10:00 痛みが少し強くなってきた?
でも間隔はバラバラだし、前駆陣痛かな、、
am0:00 不規則な痛みながらも、10~20分間隔で痛い。
病院にTEL。「10分間隔になるまで、おうちで様子を見てくださ
い」とのこと。
地味に痛みが続く中、一睡もできず朝を迎える。
am10:00 今日生まれるのかなぁって考えながら、早めの昼食をとる。
眠れなかったけど、せめて腹ごしらえせねば。
この時は痛みがくると、ちょっと話せないレベル。
pm0:00 痛みの間隔は不規則ではあるけど、全体的に短くなってきてい
て、けっこう痛い。
入院準備をして、病院へ!
pm11:00 病院に着いてから、子宮口が8センチ開くまでは、なんとか順調
にすすむ。が、そこからが全然すすまない‼
もう2分毎に痛い!ずっと痛い‼
前日一睡も出来ていなかったのもあり、陣痛の間に睡魔が襲ってく
る。でもすぐに痛みで起こされるの繰り返し。
いきみ逃しの為に、もう何時間もお尻の穴らへんをボールで押し続
けてくれている夫。2人ともグッタリだ。
なにこれ、いつまで続くの、、、、、
am 1:00 長時間の陣痛で、体力は限界。
人工的に破水しても状況が変わらなければ、帝王切開もあり得る状況
に、、。
「世の中のママ達、みんなこの痛みに耐えてるの?嘘でしょ?
私だけ特別痛くないか、これ!?」って本当に思った。
am1:30 人口破水によりぐっとお産がすすむ。
なんとか経腟分娩でいけそう。
子宮口ほぼ全開、赤ちゃんもおりてきた!
am2:00 ついに分娩台に。
あー、やっっっといきんでいいんだ、ゴールが見えてきて俄然
やる気!!
いきんでもいきんでも、なかなか出てこなくて、最後はお医者さんに
お腹ギューギューおされ、赤ちゃん引っ張りだしてもらい、、、
am3:40 ついに長女誕生!!!!
生まれたときは、感動!っていうよりも、やっと終わったっていう達成感と、安堵の気持ちの方が大きかった。
娘のチーに初めてかけた言葉は、「これから、よろしくね。」
いつもは冷静な夫が、少し大きめの声で、「うまれた、うまれた!頑張った!」って、
褒めてくれたのが嬉しかったなぁ。
生まれたての赤ちゃん。私が生んだ赤ちゃん。あなたがお腹の中にいたのね。
とても不思議な気持ち。
身体じゅう痛いし、まだ全然実感が湧かないけど、、、
無事に生まれたっていう安心感と、隣にいる小さな小さな娘への、なんとも言えない
あったかい気持ちを感じたのを覚えてる。
早いもので、あれから7年。
あの時感じたあったかい気持ちは、娘と過ごす時間の流れと共に、確実な愛情へと進化していった。
娘のチーは、今小学1年生。
最近、しっかり小生意気になってきた!カチンとくることもある!
今だって、switchの制限時間について、不満そうにブーブー言ってるチーにイラっとくるけども、、、
たまには、うまれた瞬間を振り返るのも、いいもんだね。
今日は、いつもより少しだけチーに優しくできそうだ。
改めて、「これからも、よろしくね。」