テンテコmyブログ

3人の子育てで、てんてこ舞いな毎日。そんな日常のアレコレを綴っています。

あの日の娘の頑張る姿が、何度だって私を勇気づけてくれるんだって話

長女チーは、小学2年生。
ふざけること大好き!楽しいこと大好き!
喋ってるか歌ってるか踊ってるか、、、
静かなときは、無い。本当に、無い。



先日も、
♪くっせー くっせー くっせーわ♪
と、大声で歌っていた。
自分の脱いだパンツを振り回しながらね!
(彼女の名誉のために言っておきますが、お風呂は毎日入って、しっかり綺麗にしております)



チーはユニークだし、
たまにキラリと光るワードセンスも
兼ね備えていると思う。

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でも、そんな本来の自分の姿を、
家族以外にさらけ出すには、
時間がかかる子なんだ。



彼女は、家族の前以外で、
あまり感情をむき出しにしない。



なんて言うんだろう、、、
「見てみて!私これが得意なの!」とか、
「絶対負けたくない!」とかを、
アピールしたりしない。



自分の存在を前面に押し出したり、
注目されることは苦手分野なのだ。



お外では、
シー イズ クール なのだ。



そんなチーが年長組だった頃のマラソン
大会を、私は一生忘れることはないだろう。



年に2回ある、幼稚園のマラソン大会。



チーの今までの成績は、
年中の時は2回とも4位。
年長の1回目も4位。
ずっと4位なのだ。



私も夫も、「1位になれたらすごいねー!」って激励してみたり、



「でも一生懸命走れば、それでいいんだよ。」って言ってみたり。



どちらも、本当の気持ちだった。



当の本人は、いつもどこか
のほほんとしていて、



練習のことを聞いても、
勝って嬉しいとか、負けて悔しいとか、
そういった話をすることがなかった。



そして迎えた本番当日。



スタートラインに立ってるチーの表情が、
明らかに緊張していた。



私も夫も、驚いた。
だって、その顔を見ただけで
わかってしまったから。



今日のチーは違う!
勝とうとしている!と。



見ているこちら側も、ドキドキドキドキ、、、



「よーい、パーン!!」



すごい。すごい。
はやい、はやい!
本気が伝わってくる、その走り!


一生懸命な姿を見て、応援にも熱が入る。
息が苦しそうな姿を見て、私まで苦しくなる。



感情をむき出しにして、がむしゃらに走る姿。
苦しくても諦めない姿。



チーにもそういう一面があったなんて、
母ちゃん、知らなかったよ。
すごくすごく、嬉しいよ。



「ガンバレ!ガンバレー!」



気づけば、私も夫も、
大声を出して応援してた。



結果は、3位。



本当に本当に、よく頑張った!
初めての3位に、チーがとても嬉しそうだから、それがすごく、母ちゃんも嬉しかったんだ!



あれから1年半。



あの日のチーの姿は、
今でも私のパワーになっている。



子育てに悩んでも迷っても、
あの日のチーの頑張りが、
私を勇気づけてくれるんだ。

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、、、普段は全く泣かない夫が、
あの日ビデオカメラを回しながら
涙目になっていたのは、ここだけの話、、、