テンテコmyブログ

3人の子育てで、てんてこ舞いな毎日。そんな日常のアレコレを綴っています。

1年前の入学式で大号泣していた長女が、2年生になって、ぐんと成長していた姿にビックリさせられた話

我が家の長女チーは、この4月から小学2年生になった。


張り切って登校するチーの姿を見ながら
思い出されるのは、1年前の入学式。


田舎のこの町は、入学する1年生がチーを入れても3人だけだった。


人数も少ないし、コロナ禍でもあるし、、、

なんともこじんまりとした、
アットホームな入学式。



しかし、そんな穏やか和やかムード漂う入学式の中で、一人だけこの世の終わりかの如く泣き叫ぶ子が、、



うちのチーではないか!

オーマイガ!!



そう、こういう所があるんだ、この子は。


本当は、明るくておしゃべりで、ふざけるの大好きなのに、



どうも人前では、極度の恥ずかしがりやさん。


注目されるのが苦手。失敗するのがイヤ。


慣れるまで、すごく時間のかかる子。



号泣しながら、担任の先生と手を繋いで入場してきたチーを見て、

この先どうなることやらと、
親も不安に包まれた1年前の入学式。




翌日の初登校では、不安でいっぱいの顔で、
半べそかきながら、行ったっけ。


近所のお兄ちゃんお姉ちゃんが手を繋いでくれて登校していく小さな後ろ姿が、今でも忘れられない。


それから1ヶ月くらい、道の途中まで私が一緒に行ってあげないとダメだったなぁ。



チーが1年生なら、私もまだ、親歴小学1年生。



口では、「大丈夫大丈夫!行ってらっしゃい!」とか威勢のいい事言いながら、


離れたあとも、見つからないように、
物陰からチーの後ろ姿が見えなくなるまでドキドキ見守ってたあの日々。


とにかく親子で毎日一生懸命だった。




あれからもう1年かぁ。



そんな親の心配をよそに、
学校がどんどん楽しくなって、
今では帰宅したらランドセルほっぽり投げて遊びにいくチー。


子どもは実に逞しい。





今年は新1年生が2人。

入学式はどうだったかチーに様子を聞くと、

「◯◯ちゃんは、まだ恥ずかしそうだから、話し掛けないでおくの。ああいう時に沢山話し掛けられると、ドキドキして涙出ちゃうんだよねー」とのこと。


へぇ、さすが、気持ちがわかるんだねーと感心!




そして新1年生の初登校の日。

仕事柄、横断歩道に立っていた夫から、携帯に写真が送られてきた。


見てみると、そこには1年生と手を繋いで歩いているチーの姿が。

さらによく見てみると、その子の重たいお道具箱を、代わりに持ってあげているではないか。



チー!やるじゃん!



私は目頭が熱くなった。


1年前は、不安でいっぱいで泣いていたのに!

あの時自分が上級生にしてもらったことを、
今年はチーが1年生にしてあげている。



あぁ、成長したなぁ。
優しく育ってくれているんだなぁ。




今日から1年生も給食が始まるそうだ。
チーは今日も1年生の面倒を見てあげなくちゃと大張り切り!



私も親歴、小学2年生。
チーに負けないくらい、親として成長していきたいな!と思った。